ルノースポール専用の軽量ホイールがちょっと話題になっているようです。
ノーマルと比べて3kgも減らしたそうです。実際に効果があって、テストドライバーがサーキットを走行したところ、タイムが短縮できたそうです。
まあ、そりゃそうですよね。バネ下の重量が3kgも減るということは、ボディーで換算するなら最低でも4倍には跳ね上がります。つまり、ホイール1本で12kg、4本で48kgの軽量化をしたのに匹敵するんですから。
ところで、テストドライバーはホイールのデザインを見て「スポークが細すぎないか?」と言ったそうです。確かに公表されている写真で見るとかなり細いですね。しかも10本です。
でも剛性には全く問題ないんだそうです。
いわゆる軽量ホイールとして販売されているものがあります。鍛造式の高価なものは別ですが、鋳造式の物で特殊な製法のものは、やはりスポークが細く10本もあります。
どうやら、スポークを細くして本数を多くすることが、軽量デザインになるみたいです。確かに、スポークが5本程度だと太くて丈夫なものにしなくてはいけないので、重くなりそうですね。
「最近のホイールはスポークの本数が多いなあ」と思っていましたが、ひょっとするとデザイン性だけでなく、軽く作ることを狙っているのかもしれませんね。