NAS って何のことか分かりますか?
秋に焼いたり、おひたしにしたりする野菜じゃないですよ(←笑うところです)。
NAS は Network Attached Storage の略で、要するにネットワークに直接接続できる外付け型のHDD(SSD)だと思えば問題ない解釈だと思います。
この NAS の大容量モデルが I-O DATA から発売されます。『LAN DISK Z』という製品で、最大で24TBまで拡張できるそうです。
もちろんこのクラスだと法人向けなので、高信頼性のかなり高価なものです。(24TBで525,000円)
ところで、NASといっていますが、実際には事実上のファイルサーバーです。なぜなら、制御用のOS に Windows Server 2012 Standard Edition を採用しているからです。
写真で見る限り、本体の裏側にはUSBコネクタやVGAコネクタがあるので、いざとなったら直接コンソールから操作できるみたいですね。
コストパフォーマンスについては計算しないと何とも言えないんですが、仕様としては同時利用人数が無制限となっているので、普通にサーバーを構築したときに比べると安い可能性があります。
というのも、Windows Server は CAL といって接続台数分(または人数分)のライセンスが必要です。これが結構高くて、1ライセンスあたりユーザーCALだと4,500円ほどで、デバイスCALだと6,000円ほどするみたいです。(CALについては機会を見てお話しますね。)
単なるファイルサーバーがほしい場合は、NASを検討するとお得かもしれないですよ。