ついに登場しましたね、シビック TYPE R が。
この車、ニュルブルクリンクで7分50秒というFF車の最速タイムをたたき出しましたよ。
これまでは、ルノー メガーヌ3RSの7分54秒36が最速でした。
ルノーが『最速』の名を奪還するために相当気合を入れてたたき出したタイムだったので、これが覆されたとなると、どんな形で対応するんでしょうか?
さらに高性能なモデルを投入して、きっと記録を塗り替えることでしょうね。しかし、だとするとFF車で7分40秒台に突入するわけだから相当なもんですよ。ポルシェ911やGT-Rに迫る勢いです。
ところで、FF車の最大の弱点である「トルクステア」ですがメガーヌRSが『ダブルアクスルサスペンション』で解消していることは有名です。
実は、新しいシビック TYPE R でも同じ仕組みのサスペンションを投入したことで、今回のタイムが出たようです。ホンダの呼び方は『デュアルアクシスストラットサスペンション』です。
これならば、トルクステアとほぼおさらばできるので、確実に早く走れます。
このサスペンションは普段乗りでもすごく感触がいいので、できれば全車標準装備してほしいところですが、ホイールのオフセット(インセット)がとんでもないことになるので、スタッドレス用のアルミホイール選びにとても苦労することになりますね。
※サスペンションの機構については、一度詳しく特集しようと思います。
「やっぱりFF車の走りの決め手はフロントサスペンションか!」と思いましたね。
さあ、ルノーはどんな一手を打ってくるんでしょうか? 注目ですね!