管理工学研究所から『桐』の新バージョンが登場します。
バージョンアップは実に12年ぶりだそうで、『桐9』が登場してから12年たってようやく『桐10』が登場したということになります。
なお、全く何もしていなかったわけではなく、毎年のように適宜アップデートをしていたようです。
ところで、桐というソフト名を聞いて「なつかしい」と思う方と「?」と思う方がいることでしょう。
桐は世の中のOSが『MS-DOS』だった時代からあるデータベースソフトです。今の時代にデータベースといえば、『Access』かデータベースサーバーでしょう。
桐は純国産の製品として、スクリプトが日本語で組めるという特徴がありました。また、データを入力してからテーブルが作れるような、日本人の感覚に合わせた設計ができるのも魅力です。
管理工学研究所という会社は、特に信頼性と高速性を強く意識ている非常に保守的な会社というイメージがあります。
一体どんなバージョンアップを行ったのか、場合によっては今後急速に人気が出たりするとか、全くないとは言えないですから、データベースに興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか。