東芝は個人向けのPC事業を縮小するそうです。
東芝は全世界的に事業展開していますが、そのうち採算性の良くない地域に関して縮小するそうで、そこに日本も含まれるのだとか。
多少さみしい気もしますが、これはある意味正解でしょう。
もともとパソコンは事務機ととらえた方がしっくりします。個人向けとしてはあまりにも機能が強力すぎるうえに高価です。
個人の方がすることの大抵のことがスマートフォンでできてしまうので、それにとってかわられるのは当然といえます。
また、役割についても理解されだしているようにも感じます。ほとんどの個人利用者は何かを作りません。見たり利用したりするだけです。また、大量データの入力もありません。
そうなると、スマートフォンで十分なわけで、パソコンほどの能力は必要ないわけですね。
逆に仕事では、パソコンの能力が当然必要になるので、今後も需要が落ちるとは思えません。
東芝の動きが全メーカー的なものになれば、「個人はスマートフォン」、「仕事はパソコン」というようにすみ分けるかもしれません。
ある意味でそれがまともな世界のような気がします。そしてそのような方向になれば、ますます情報リテラシーの重要性が増すことになり、正しい教育が必要になるのでしょうね。
なぜなら、パソコンとスマートフォンでは使い方が違うのですから。