Seagate 社が3.5インチ 8TB の HDD を出荷開始したことを発表しました。(特定の顧客へ出荷したという情報以外は現在わかっていません。)
これまでの HDD は 6TB が最大でしたので、それを軽く上回りました。
ところで、何枚のディスクを使っているのでしょうか?利用者には特に関係ないことかもしれませんが、発熱や振動に影響があるので、なるべく少ない枚数であるほうが望ましいです。
現在のところ、分かる範囲では1枚で1.25TB程度まで実現しているようです(Seagateの5TB HDD が4枚で実現しているので)。
また、HGST の6TB HDD は7枚使用しているようで、よくそんな枚数が収まるなと感心してしまいます。Seagateも同じように7枚で8TBを実現しているのかもしれませんね。
どうやら、1枚当たりの記録密度を上げるよりも、枚数をたくさん格納できる技術が今のトレンドなのかもしれません。
HDDは低価格大容量の路線で進んできましたが、さすがに技術的に停滞しつつあるのかもしれません。また新しい技術が登場するのか、今後進化が鈍化するのか、今後の動きには要注目のようですね。