任意自動車保険の値上がり

保険各社は値上げを検討しているようです。

いろいろと報じられているようですが、個人的な印象としては「年配者の事故の増加」が大きく関係しているように思います。

高齢社会になっているため、年配者が運転する自動車が事故を起こす確率が高くなっています。

ならば、自動車に乗るのをやめればよいとなるのですが、そんな短絡的にはいきません。公共交通機関の発達した都市部なら問題ないでしょうが、ちょっと郊外に出ると自動車がないと生活できないところが多くあります。

結果、運転がかなり危険と思われる人でも運転せざるを得ないのです。そうなると、事故も当然増えますので、保険金の支払いが多くなると思います。

少子化や若者の車離れも叫ばれていますが、事故を起こさなければ保険金の支払いは減るので、掛け金の上昇は起きないはずです。

もし、事故を減らしたいなら、緊急時自動ブレーキ搭載車の保険料を割り引く、しかもカバーできる範囲や能力に応じて割引率を変動させるなど、車の安全対策装備を普及させるような運動が必要でしょう。

安全装備は確実に事故を減らします。

とにかく事故を減らす努力を真剣に行っていかないと、保険料や自動車の購入意欲などすべてが悪循環になるのではないでしょうか。

誰も事故を起こすために車を購入したり運転したりしているわけではないのですから...。

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