先月バッファローのダウンロードサイトでファイルが不正に改ざんされるという問題が起きました。
そのことについて事の顛末が「バッファローのファイル改竄問題の経緯と実態を追う」に紹介されています。
問題が発生したこと自体は非常に残念なことではあります。
しかし、その後のバッファローの対応が見事です。情報を逐次出し続け、問い合わせがあればユーザーの納得が行くまで説明するなどしています。もちろん再発防止に対しても万全な体制を構築しました。
もともとは、ダウンロードサイトを外部に委託したところ、委託先の不注意のためにサーバーに不正侵入を許し、ファイルにウイルスを感染させてしまったということです。
本来ならばバッファローは被害者だとして逃げることもできたでしょうが、そのようなことはしていません。
まさに「誠実な対応」をしたわけです。しかし、「誠実」という言葉は何を持って誠実とするかあいまいです。
今回のような問題が発生した場合は「迅速に正確な情報公開」をすることが「誠実」ということなのではないでしょうか。
どこぞの国の政府にも見習ってほしいと思うのは私だけではないでしょうね。