4WDとVDCはどちらがいいか?

日本車の場合、かなりの割合で4WDが用意されています。

雪国での使用を考慮してそのような措置が取られていますが、降雪地帯でない人にはあまりピンとこないようです。

というのも、雪国でも大通りは大抵除雪がしてあって、場合によってはノーマルなタイヤでも簡単に走ることができるからです。

しかし、除雪が行き届いていないところでは身動きが取れなくなるような状況もよくあります。そうなるとどうしても4WDが必要な場合があるのですが、別の手段も考えられると思います。

それは、VDC(ESP)です。これならば、車両の安定走行を維持するのはもちろん、ASRの機能が使えるので、多少のことなら安心です。

ASRは、空転したタイヤに軽くブレーキをかけて反対側のタイヤを動かすことで、身動きが取れるようにするもので、ビスカスLSDのブレーキ版とも考えられます。

よほどの深い雪でない限りは、VDCでも対応できるので、4WDモデルの購入で迷った時は検討してみてはいかがでしょうか。

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