スバルが『レヴォーグ』という車を東京モーターショーにて公開しました。
これは、販売が終了するとされているレガシィツーリングワゴンの後継に当たるようです。
実際にレガシィよりも一回り小さいようで、いわゆるCセグメントにかなり近いサイズです。
日本専用になるようで、レガシィツーリングワゴンの穴をうまくカバーするでしょう。
基本的に、フルタイムのAWDで、エンジンは1.6Lと2Lの直噴ターボが準備されますので、走りも期待できます。
本来レガシィは5ナンバーサイズに収まるぐらいのコンパクトな車でしたが、高性能化するために車幅が大きくなり、さらにはアメリカを重視するあまり日本では受け入れられないぐらい大きくなりました。
日本では根強く5ナンバーが支持されています。できるだけ車幅が小さいほうが受けが良いのは間違いありません。
そうなると日本専用になってしまうので収益性が悪くなる。だからといって欧米用に作ると大きくなりすぎるという状態が日本のメーカーほとんどに言えるでしょう。
でも、日本車はコンパクトにまとまっていて安くて丈夫というイメージが強いでしょうから、大きくする流行に乗らずに、むしろガラパゴス一直線の車種があってもよいと思います。
例えば、日本サイズで作っていても、走りは欧州のどんな車にも負けない、そんな車があれば面白いはずです。
日本の特徴をうまく生かしながら、どこへ行っても評価される車ができれば最高ですね。
まあ、それができれば苦労しないのでしょうけれど。