SSDといえば、その昔はデフラグしてはいけないというのが通説でした。
しかし、実際はデフラグツールを利用して空き領域の最適化を行うことで、速度低下を抑えたり延命したりできることが知られています。
SSDの場合は書き込み方が特殊で、消去命令を出さない限りデータが残り続けます。なので適度にTrim命令などで消去するわけですが、この消去をデフラグで行ってしまうのがSSDでのデフラグツールの役割です。(通常、書き込みの際にまず消去を行うため速度が低下する。)
Defraggler や MyDefrag が有名で、これらで簡単に行えるのですが、MyDefragにスクリプトを追加してより強力にデフラグを行うツールが公開されています。
それが『MyDefragブースター』です。
通常のMyDefragの場合はSSD用の「Flash memory disks」という項目のみですが、「SSD用○○」という項目がさらに3つ増えます。
これによってSSDの速度低下と寿命縮小をできるだけ抑えることができるようです。
SSDはもう少し気を使わなくて済むようになれば、万人に対して勧めることができそうです。ハードウェア側でもうちょっとうまいことやってくれれば最高なのですがね。