エアバッグのリコール

日本の自動車メーカーがエアバッグのリコールを発表しました。

トヨタ、日産、ホンダ、マツダの4社で、世界規模でのリコールになったようです。

いずれも同じメーカーで製造されたものだそうで、エアバッグが作動した際に最悪の場合エアバッグが破裂するそうです。当然それによって怪我をするということになります。(乗員を守るはずのものが傷つけることになるとは皮肉です。)

ところで、エアバッグについては勘違いしておられる方が多いのですが、シートに正しく座ってさらに正しくシートベルトをした場合に、正しくその効能が発揮されます。

エアバッグは「SRS」となっているのが一般的で、supplemental restraint system の略です。日本語でいえば補助拘束装置で、あくまでシートベルトの補助という役割です。

なので、エアバッグに頼るというのは極めて危険なことです。なので、エアバッグ装着車はシートベルトが必須です。今一度、正しいドライビングポジションの合わせ方を世間一般に広める必要があるでしょう。

話をリコールに戻しますが、最近は部品の共有化が進んでいるので、コストが下げられる代わりに不具合があるととんでもない数のリコールが発生しますので、結構リスクが大きいことでもあります。

部品の交換が開始されるまで、エアバッグが活躍するような事故が起きないことを祈ります。

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