だから言ったじゃないですか!

ベンツが久しぶりに日本市場へマニュアル(MT)車を投入するそうです。

日本国内でのMT車人気の上昇に合わせているのだとか。

この動きを受けて非常に残念なのがルノージャポンの車種決定の流れです。

私は常々ディーゼル(またはガソリンターボ)のMT車を導入すべきといってきました。ルノーは以前からMT車の比率が高いので、各車種で導入すると思っていましたが、最近はATやCVTばかりになってしまいました。(ディーラーでもよく店長とその話で盛り上がっていました。)

ちょっと前までは、プジョー乗りの人が「ルノーならMTがあるので見に来ました」といってショールームを訪ねていたものです。

ところが、そのプジョーはMT車をかなり充実させ始めました。

もともとヨーロッパではMT比率が全体の6割で、フランスに至っては9割だそうです。つまり、MT車は簡単に準備ができるのです。

ルノージャポンは、商用車のカングーとルノースポール(RS)がほとんどを占めるマーケティング不可能な会社です。(商用車とスポーツカーだけが売れる会社なんてありませんからね。 汗)

一般的な概念やマーケティングなどお構いなしにどんどんMT車を導入していれば、今頃他社に先んじることができたはずです。(MT車の要望はかなりのルノーファンが訴えていました。)

おそらく今後他のドイツメーカーもどんどんMT車を導入することでしょう。

限定の追加グレードでも構わないので、MT車を導入してほしいです。とくにメガーヌエステートGTにディーゼルの6MTが導入されれば相当魅力的です。(私も思わず買い換えたくなります。 笑)

フランス本国と違ってルノージャポンは弱小と言わざるを得ないので、ユーザーが限定されるような車種の導入は躊躇するのでしょうが、だからと言って小さくまとまっていたのではいつまでたっても弱いままです。

大会社になってほしいわけではありませんが、やはりユーザーの好みをよく理解して、そしてルノージャポンの立ち位置を考えて車種選定をしてほしいと思います。

がんばれルノージャポン!!

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