SSDの寿命に関する記事が公開されています。(安易なSSD導入がもたらす「猛毒」の正体)
この記事では、クライアント向けのSSDをサーバーなどのエンタープライズ用途に使った場合のことについて書かれています。
内容は、あっという間に寿命がきて使い物にならなくなるというものです。
まあ、当然といえば当然です。
クライアント向けのSSDは通常、1日数十GB の書き込みを行って10年もつ程度の寿命とされています(メーカーの公称値が信用できるなら)。
したがってアクセス頻度の高いサーバーに使用した場合、あっという間に寿命が来るのは当然です。
クライアントでも、プチフリバスターやマッハドライブなどの書き込み制御ソフトを使って、書き込み回数を削減するようにしているわけですから、安易にサーバーに使うべきではありません。
サーバーに使う場合は、エンタープライズ向けの製品をするべきでしょう。
SSDの寿命は気にするほどではないと一般的に言われていますが、それはコンシューマーレベルでの話です。
クライアント向けSSDをサーバーに利用したとしたらその担当者は残念ながらSSDに対してかなり無知であると言わざるを得ません。
何事も万能なものはありません。
必ずそのものの『本文』をよく理解して適材適所で使うべきでしょう。
しかし、どうしてこうも世の中は、安易であったり短絡的だったりするのでしょうね...。