Windows8のHyper-V

Windows8の開発者用のプレビュー版が公開されているようです。

中でも、Hyper-Vという仮想化技術について説明されている記事があります。
(詳しくはこちら【仮想化道場】。)

これまでのVirtual PCの場合は、アプリケーションとして動作させることもあって、パフォーマンスが悪かったのですが、Hyper-Vの技術を使うとかなり高速に動作するようです。

ちなみに、Hyper-VはWindows Server に搭載されているだけではなく、Hyper-Vのみを動かすサーバーが無料で提供されています。

こういった技術をうまく使って、最終的には通常のクライアントマシン自体を仮想化するとかなり使い勝手が良くなるかもしれません。

そうすれば、マシンが変わっても仮想化されたマシン(ファイル)を入れ替えるだけでよいからです。

例えば、新しいPCを買った時や、故障のために緊急に別のPCを利用する場合に、仮想マシンのファイルのみをコピーか移動してしまえば、別のPCで簡単に動かすことができます。

いちいち、OSをインストールしなおす(デバイスドライバやアプリケーション、データの移動も含めて)ような必要がなくなります。

もちろん不正コピーなどの問題を克服しないといけないでしょうが、確実に運用が簡単になります。(環境引っ越しソフトを作っている会社にとっては迷惑?)

現状でも、Hyper-VをインストールしてそのうえでOSをインストールすれば不可能ではないですが、かなり難しいことになります。

その辺をインストーラーが簡単に処理してくれれば、結構画期的だと思うのですが、どうでしょうか?

新しいマシンへの引っ越しが簡単なOSは、それだけでも魅力的だと思います。

ぜひ検討してほしいですね(笑)。

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