最近はパソコンが随分安くなっていますが、それでも人数分そろえるのはかなりの出費です。
そこでパソコンをシェアリングするということを思いつくわけですが、具体的にどんな方法があるのでしょうか?
少ない台数のパソコンを時間帯を決めて交代で使うという方法も考えられますが、それでは全員が同時に使うことはできません。
ならば、数台のパソコンをソフトウェア的にシェアして、端末だけを人数分用意してはどうでしょうか?
それを実現できるのが、Microsoft Windows MultiPoint Server 2011です。
これは、Windows Server 2008 R2がベースになっていて、デスクトップ画面を複数人で共有できるのです。もちろん、各個人用にドキュメントの保存領域が確保されます。
おそらくイメージ的には、1台のパソコンに複数のアカウントを作成して、それを同時に利用できるということのようです。
もともと、Windows Serverにはそのような機能が付いていますので、その部分に特化したものになっているようです。
ただ、なかなか実機を触っての体験ができないので、どの程度の能力と使い勝手があるか分かりません。
期待にこたえるだけの能力があれば、かなり低価格でシンクライアントが実現できるようになりますので、面白そうです。
公共施設やパソコン教室など、決まったことしかしないけれど複数台必要というような場合にマッチしそうですね。
体験版のサーバーソフトはダウンロードできそうですが、肝心の端末はどうやって借りればよいのでしょうか?
そこが解決できれば、動作確認ができそうです。販売店に相談してチャレンジしてみようかなぁ。