IntelのRAIDは復旧が楽

RAID1によるミラーリングは、バックアップの手法としてよく用いられます。

しかし、私自身も過去に経験していますが、一旦RAIDが壊れると復旧が難しいのが現実です。

大概は、2台のうちどちらかのディスクが障害により同期がとれなくなってしまい、それによって交換を余儀なくされます。

もちろんそのためにRAIDを組んでいるわけですが、システムによっては交換後の作業が非常にめんどうです。低価格のRAIDカードの場合は、ディスクを交換後、BIOS画面でRAIDを再構築したのちに、OSを起動するような手順を踏むものがあります。

しかし、これではサーバーなどでは利用できない時間が長引いてしまいます。

ところが、IntelのチップセットレベルのRAIDはこの点が非常に簡単になっています。

障害発生時に、ディスクを交換しますが、その後そのままOSを起動します。そして、RAIDの管理ツールを起動して再構築を指示すればそれで済みます。

サーバーなら、運用しながらRAIDの再構築ができるわけです。

実際、職場のサーバーもIntelのRAIDのおかげで、簡単に復旧作業が済みました。(データが多いので、再構築の終了には数時間かかりました。)

RAIDを組む時は、必ず再構築方法をチェックしてから、システムを購入してください。

そうしないと、後ですごく痛い目にあいますよ~(笑)。

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