東日本（50Hz）の電力不足は夏に向けて深刻化するでしょう。
現在も節電を心がけて計画停電が実施されない時間帯があるようで、これはみなさんの協力の賜物だと思います。
しかし、今後夏に向けて暖かくなってくるとどうしても冷房（冷却）を考えないといけないので、計画停電が予定通り実施されるようになるでしょうが、やむを得ないところです。
そういった背景があるので、今後電気を使う機器は状況がいろいろ変わるでしょう。
PCについて考えると、デスクトップは性能が高いので電力消費が大きいです。ノートPCは性能が若干低めである代わりに電力消費が小さいです。現在のPCの性能を考えるとノートでも十分ですので、今後ますますノートPCが普及する可能性があります。
また、ノートPCでも省電力を強く意識した製品ならばバッテリー駆動で４時間程度持つ製品も多数ありますので、停電時間内もそのまま使用できます。
現在の状況を考慮するとノートPCにしない理由の方が少ないでしょう。したがってこれからしばらくの間はノートPCで特に省電力に優れたものが売れるのではないでしょうか。
そうなるとクラウドと組み合わせて、モバイルも一挙に進むのかもしれませんね。