車も地デジを考えないと

いよいよ今年7月24日にアナログが停波します。

すると必然的に車載テレビのチューナーもデジタル化が必要になります。私の車にもカーナビに内蔵されたアナログチューナーがあるので、変えないといけないかなぁという気がしています。

車は移動するので、それに強いチューナーがよいわけですが、そうなるとワンセグが有利です。フルセグ(12セグ)と違って、携帯電話などの移動体を考慮しているのがワンセグなので、適性から言えばそうなるのです。

しかし、画質や音質という観点から考えると断然フルセグです。なので、両方を搭載したチューナーが多数市販されています。フルセグでカバーできなくなったらワンセグに瞬時に切り替えて受信を継続するというものです。

ところが、このワンセグに切り替わった後はかなり画質が落ちることが分かります。パソコンのチューナーの場合は疑似的にコマ数を増やしてなめらかにするなど処理を工夫していますので、意外ときれいにみることができます。

そこで、そのような機能がある車載チューナーがあれば理想的なのですが、今のところ1モデルしか見つかっていません。その製品は、トライウインのDTF-9000です。

このチューナーは、フルセグにワンセグがプラスされているものですが、ワンセグはコマ数を増やす「倍速」処理をしているので、きれいに見られそうです。

価格的にも2万円台前半のようですので、なかなかお買い得です。私も買うならこれかなぁと思いました。

他にいろいろなメーカーから倍速のワンセグが出てくれば良いのですが、意外と見つからないものですね。興味が無いのか、それとも戦略的に出さないのでしょうかね。

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