現在、ビデオカードやノートPCの本体にアナログのD-Sub15ピンコネクタが付いていますが、それをいずれは廃止する方向に向かうのだそうです。(詳しくはこちら)
まだもう少し先ですが、ディスプレイがデジタルである以上当然の流れと言えるでしょう。
ノートPCなどは、未だにアナログだけついていて、デジタルが付いていない機種が多いですから、メーカーとしても無理やりにでもデジタルに更新したいのでしょう。
デジタルに更新するメリットは、単に画質が向上するだけではなく、双方向の通信が行える点があり、例えば画面の自動調整などができるようになります。
ごく最近のノートPCならば、HDMI が装備され始めていますが、デスクトップではDVIで接続するのがかなり前から当たり前になっています。
ただし、ノートPC でアナログ端子が装備され続ける理由は、外部接続するのがプロジェクターである場合が多いからではないでしょうか。
プロジェクターの場合は、まだまだアナログD-Sub15ピンの製品が多いので、このあたりが同時にデジタルへと更新されないといけないでしょうね。
しかし、デジタルのケーブルはやや高価であったりもしますので、普及には低価格化(特にケーブル)も必要でしょう。
個人的にはデジタル化が進んでいないことがやや不思議でしたので、「これでようやく変わるのか」といったところです。
本体側のコネクタが小さくなるメリットも有りますので、デジタル化は良いことだと思います。