富士通のタブレットPCがモデルチェンジしました。
13.3型の T900/B と 12.1型の T730/B の2種類です。他社製品が夏モデル発売の時期にCore i を搭載していたので、かなり遅めの発売です。
主に業務用のモデルとして展開しているので、知らない方が多いと思われますが、国内メーカーとしては数少ないコンバーチブル型タブレットPCです。
かなり高い価格設定ですが、13.3型のタブレットというのはこれしかないので、大きな画面のものがほしい場合は選択の余地がありません。
また、タブレットとしては珍しく光学ドライブを内蔵できる点が、他の製品との差別化になっています。
なお残念なのが、メモリの最大搭載量が4GBである点です。これは、サポートOSが32bitのみであるためにこのような制限があるのです。
ハードウェア的には問題ないのですが、デバイスドライバが32bitのものしか供給されないので、いたしかたないところでしょう。この部分についてはぜひ改善してほしいと思います。他社は64bitに対応していますから確実に見劣りしてしまいます。
タブレットPCはそれ自体選択肢が非常に少ないので、なんとか頑張ってほしいところですね。