今年のルノーは本当に勢いがあります。
ルノージャポンが今年の状況を発表しました。(詳しくはこちら)
スポーツを中心として的を絞った結果が見事に功を奏したわけです。ルノーのようにごく小規模でマイナーな会社は隙間を狙って限られたユーザーをつかむほうがよいようですね。
とくにルーテシアRSの売り上げが相当良いようですし、カングーもけん引しているようです。どちらの車も常識的に考えれば売れない要素のほうが大きいはずです。
ルーテシアRSはルーテシアの3ドアモデルを特別にチューニングしたモデルです。日本車で言うならマーチ12SRやヴィッツRSといったところでしょうか。にもかかわらずそちらのほうが売れているのです。
また、カングーはコンパクトさが魅力だった先代と比較して、3ナンバーになったうえに100kgも増量してしまいました。にもかかわらず売れているのです。
いかに的を絞って売ることが心をつかむかといういい例ですね。他社が右習え式に横並びのラインナップであるのに比べて、ルノーは唯一の存在と思えるようなうまいラインナップです。
どうやらスタイリッシュなウインドも導入を計画しているようです。うまくいけば来年あたりルノーの知名度が一気に上がるかもしれません。
さすがヨーロッパでトップクラスのメーカー、底力を見せつけていますね。