デジタル教科書教材協議会が正式発足しました。
これは、小中学生に対して１人１台のタブレットPC（デジタイザペンが使えるもの）を配布して、デジタル化された教科書で教育を行うというものです。国の機関と、数多くのメーカーが参加しているようでかなり本気でやっていこうとしているようです。
タブレットPCは、うまく使えば非常に有意義です。紙だけでは実現できないこと、PCだけでは実現できないことが、タブレットによって見事に実現できるようになるのですから。
しかし、注意しなくてはいけないのが、これまでの公共事業のように一部の人が儲ける為だけに行われることです。決して子供たちを犠牲にした商売などさせてはなりません。
また、PCを持たせたからそれで万事うまくいくという錯覚を抱かないことです。これまでもたいていの企業では間違ったコンピュータ化を行っています。コンピュータ化すべきところとしてはいけないところを見誤らないようにしないといけません。道具は使い方によって天使にも悪魔にもなりますから。
日本の最先端の技術をうまく使って、日本の将来を担う人が育ってくれればいうことなしですね。