SSD の値段について考えてみました。
SSD についていろいろ調べた成果を、某企業にて講演する機会がありました。そのあとにふと気付いたことで、今一番お買い得な SSD はどれだろうということです。
これまでは、単純に安くて良いものを見つけて購入していました。また、容量についても多くても少なくても無駄になるなぁと思い、128GB ～ 256GB のあたりを考えてきました。具体的に数字を出して比べたことが無いので、改めて確認してみました。
「HDD/SSD最安値情報」を見てみましたが、だいたい売れ筋であろうものがお買い得であることが確認できました。
どのクラスのものであろうとも、容量が 64GB、128GB、256GB で 1GB 単価が低くなっています。特に 128GB の価格が低いのが分かります（1GB 単価は200円を切れるかどうかが今のところのポイントです）。販売価格も HDD と比較した場合にギリギリ許容できる範囲であると思われるので、ここが売れ筋なのでしょう。コンピュータの世界は、売れ筋が最も安いという傾向がありますからね。
また、一部に値下がり傾向が見られます。昨年までは半額近く下がることが多かったのですが、今年からは鈍化する傾向にあるようですね。それでも前に私が購入した CFD の製品などは「Intel の NAND + J-Micron の制御チップ」という最近流行りの組み合わせでかなり安く販売していることから、まだもう少し下がる余地はあるように思えます。（しかし、Intel の製品は相変わらず高値安定ですね。）
プチフリーズの心配が無くなりつつある現在（キャッシュの搭載、制御チップの進化、Trimなどの対応）では、SSD に対する不安要素がほぼ解消されているので、価格にさえ納得できれば積極的に HDD を置き換えていくことを考えてよいと思います。
SSD 使用者として率直な意見を言うと、「一度使ったらやめられない」です。「コンピュータがこんなにサクサク動くなんて！」と感激すること間違いなしですよ。