I-O DATA より USB 機器を LAN に接続する装置（ETG-DS/US）が発売されました。
この装置は USB 機器なら大抵のものを LAN に接続できるようです。
LAN に接続すると何ができるかというと、１つしかない装置をみんなで共有できるということです。
ただし、共有といっても同時使用できるわけではなく、占有的に使用して、使わなくなった段階で他の人が利用できるようになるというものです。
つまり、自分の PC の USB 端子がちょっと離れたところにあるという雰囲気です。なので、いちいち装置を取りに行ってつなぎ変えなくても、画面上から操作するだけで簡単に自分の装置として利用できるというわけです。
ETG-DS/US 自体は有線接続しかできませんが、無線のアクセスポイントに接続すれば、かなり便利な装置になると思います。
例えば、ワンセグチューナーを使う場合に、一番受信状態の良いところに設置してネットワーク接続すれば、きれいな映像をどの PC からでも見ることができます。
つまり、場所を動かしたくないけれど、自分の PC で占有したい場合などに重宝するということです。
非常に面白い製品で、使い方によってはいろいろと広がりが出そうな製品だと思います。
これの第２弾として、無線が標準装備となった製品が登場すれば、さらに便利に使えそうですね。
こういう面白い製品を出せる会社が、今後伸びるのかもしれません。
地元 I-O DATA にはこれからもますますがんばって面白い製品を出してほしいですね。