Crucial MX300 SSD を評価してみました

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Crucial MX300 SSD評価してみました。Crucial MX300 SSD をこれから購入しようと検討している方に適した内容です。いろいろな評価記事がある中で、本当のところどうなのか個人的な視点で評価しました。

コストパフォーマンスの高い製品です

Crucial MX300 SSD 275GB を実際に購入して、日常で使用してみました。性能や添付ソフトなども含めて、コストパフォーマンスを確認しました。個人のブログなので、何かの影響を受けるようなことなく、公平な立場での評価ができていると思います。

どんな製品?

MX300 は、ここ近年 SSD で有名な Crucial の製品です。これまでに低価格な BX200 や高性能な MX200 がラインナップされていました。MX300 は低価格で高性能という、両製品のいいとこ取りのような製品であると宣伝されています。

Crucial はアメリカの Micron がやっていることもあって信頼のあるメーカーだと個人的には思っています。ただし、使われている NAND メモリが TLC ということで、耐久性がどうなのか疑問がありました。耐久性は壊れるまで使わないと分からないので、ハッキリ言って未知の世界ですね。

MX300 275GB はメーカーの公表値だと

  • シーケンシャルリード:530MB/s
  • シーケンシャルライト:500MB/s
  • ランダムリード:55,000 IOPS
  • ランダムライト:83,000 IOPS

となっています。一般的な速度ですが、ランダムリードが遅いのが気になりますね。ほかの容量だと 92,000 なので、かなりの差があります。使用している TLC の個数の問題らしいんですが、これが実際のところどのように影響するのか注目ですね。

ちなみに、購入当時の金額は 7,056円(税込)で、275GB という容量を考えると「ずいぶん安いなあ」と思います。

使用環境は?

使用環境は Lenovo の ThinkPad T420 です。このノートパソコンのスペックは、

  • CPU:Intel Core i5-2520M 2.5GHz
  • メモリ:8GB(増設しました)
  • HDD:250GB(HITACHI HTS723225A)
  • OS:Windows 10 Pro 64bit

というものです。なお、HDD のインターフェイスは SATA 6Gb/s なので、MX300 の本領を発揮することができます。

取り付けの難易度は?

Lenovo の ThinkPad は HDD の交換がしやすいので、取り付けの難易度はとても簡単でしたよ。サイドのふたのビスを1本外してふたを取り、HDD を引き抜きます。すると 7mm 厚の HDD が出てくるので、付いているマウンタをそのまま MX300 に流用して取り付けるだけです。

MX300 には 9.5mm 厚用のプラスチック製スペーサーが付属していますが、T420 には使いませんでした。おそらく 7mm 厚のドライブしか取付できないと思いますね。ちなみに、0番のプラスドライバーが必要になるので、ない場合はホームセンターなどで入手してくださいね。

なお、ドライブの中身については、添付されている Acronis True Image HD で作った起動ディスクを使ってクローンしました(厳密には認証用の「キー」が付いてきます)。別に準備した外付け用の USB HDD ケースを使うことで簡単にできましたよ。

※ ソフトの使い方については、説明すると長くなってしまうので、割愛させてもらいますね。

ベンチマークテストの結果は?

ベンチマークテストをやってみました。CrystalDiskMark 5.2.0 を使って MX300 の性能を測定しました。結果は以下の通りです。

T420 MX300 ベンチマークT420 MX300 ベンチマーク 一時キャッシュ有効
取り付け後そのまま測定した結果Crucial Storage Executive 一時キャッシュ有効

ベンチマークでは、メーカーの公称値とほぼ同じ数値が出ています。また、ランダムリードが遅い傾向にあるのは IOPS の値と同じ傾向になっているようですね。ちなみに、ユーティリティソフトをインストールしてキャッシュを有効にすると、ランダムの遅さをカバーできますね。

なお、HDD の測定をすっかり忘れていたので記録なしですが、ご了承ください。

体感速度はどうだった?

ベンチマークでは実際に使用したときの体感速度が分かりません。そこで、起動までにどれくらい時間がかかるのかを測定してみました。Windows 10 の起動にかかる時間を測定しましたが、測定基準は Windows のマークが出てからサインイン画面が出るまでにしています。

結果としては、約10秒でした。あっという間の起動ですね。また、パスワード入力後のデスクトップ表示速度も速くなったし、サインイン後すぐに使えるので、もたもたした感じは全くないです。HDD だとここが遅いので、すぐに使えなくてイライラするんですよね。

まとめ

MX300 を調べてみましたが、いかがでしたか?

NAND が TLC なので性能的に低いかと思いましたが、十分な能力を持っていると思います。容量も 275GB とやや多いし、金額的にも安いので、BX200 と MX200 の両方の特徴を持たせているというのはウソではないと思います。Acronis True Image HD が付属するのもお得ですね。

ただし、TLC の耐久性がサッパリ分からないので、今後も使い続けて大丈夫なのか心配な面はあります。今現在の私の環境では、Crucial Storage Executive のキャッシュを有効にし、オーバープロビジョニング用のパーティションを準備するなどしています。

つまり、少しでも書き込みを減らすことで寿命を延ばす対策を講じていますが、このまま使い続けて5年くらい持てば上等だろうと、割と楽に考えています。多分そこまで持てばパソコンが先に壊れるでしょうからね(笑)。私の評価としては「買って損はない」と思いますよ。

以上、Crucial MX300 SSD を評価してみました。

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