スズキの小型ディーゼル

スポンサーリンク

スズキが小型のディーゼルエンジンを開発したそうです。

日本ではまだまだ普及していませんが、世界的にはとくにヨーロッパではディーゼルエンジンが流行っていますね(というかもはや主流ですね)。

では日本はまったくディーゼルを開発していないのかというとそんなことはなく、マツダがかなり先行して頑張っています。でも、そこそこの排気量で、コンパクトカーに積むにはちょっと無理があるんですが、スズキがどうやら小型エンジンを開発したそうですよ。

どんなエンジン?

小型のディーゼルと言うと1Lぐらいはあるのか?と思いますが、ずばり、0.8Lの2気筒エンジンだそうです。想像よりかなりコンパクトなエンジンなんじゃないでしょうか?

ディーゼルはそれなりの大きさと重さがあるので、どうしてもBセグメント当たりの車が限界で、マツダならデミオあたりまでです。フロントが重いために決してべた褒めはできないです。

でも、小型エンジンということは、当然コンパクトカーに載せるのが目的なわけで、実際に寸法が小さいだけでなく、アルミブロックを採用したり、高効率の小型ターボを採用したりして軽量化もしているようです。

また、ディーゼルはうるさく振動が大きいイメージがありますよね。これも、エンジン単体ではフライホイールの改良で対応するそうです。

どんな車に搭載するのか?

残念ながら日本での発売ではなく、インドのセレリオという車に搭載するらしいです。ちなみに、この車へ搭載するときはディーゼル特有のノイズを抑えるため、エンジンの取り付け方やボディー剛性の最適化、吸音材を増やすなどして快適にするらしいですよ。

まとめ

1Lを切るような小排気量のディーゼルエンジンは、大きさや重さ、コスト面でなかなか成立させるのは難しいはずですが、スズキは実現させちゃいましたね。

ディーゼル後進国になってしまった日本を先進国にするぐらいに率先して日本国内にも導入してほしいなあと思います。

自動車のエネルギー源はガソリン、ハイブリッド、電気、が一般的な状態ですが、これにディーゼルがもっと食い込んでいけば選択肢が増えるわけなので、車選びがもうちょっと面白いことになると思うんですよね。

スポンサーリンク

フォローする