フロントガラス撥水加工の問題点とは?

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撥水加工で発生する問題について書きます。

自分でできる撥水商品として「ガラコ」の製品があります。とても簡単に撥水加工できるので、便利なんですが、ルノーメガーヌの場合には注意しなくてはいけないポイントがあるんです。

メガーヌのフロントガラスを撥水すると?

以前このブログで触れましたが、ガラコの輸入車用ワイパーの動作確認後の話です。そのあと数回ほど雨の中を走ることがありました。

ガラコのワイパーは動作確認後取り外して、ボッシュのフラットワイパーにしています。これは特別な理由ではなく、単純にゴムがまだ使えるからです。

それで、ほんの数回動作を確認しただけでしたが、しっかりと撥水加工が施されていました。雨粒がしっかりとはじかれるんですよ。

でもそれがちょっとした問題を引き起こしました。

どんな問題が起きたのか?

一体どうしたのかというと、雨滴感知の機能が変なんです。具体的に言うと、雨がザーザー降っていなくても、ワイパーが突然最速で動き出すんです。

数回普通に動いたと思ったらいきなり最速、という動きを繰り返します。信号待ちでそのような動きをするとちょっと恥ずかしかったりもしますね。

動作がおかしい原因は?

これはおそらく雨滴センサーの部分が撥水されたことによります。

メガーヌのセンサーはガラスの一番上ルームミラーの取り付け部裏側にあり、助手席ワイパーがふき取る範囲にうまく納まっています。

そのセンサーがある部分の水滴の量だとか形によって、間欠(無段階)・低速・高速の3種類の動きになるようなんですが、撥水してしまうと水滴の状態が普通ではなくなって、それを大雨の状態と認識してしまうようなんです。

おそらく、水滴が流れてしまうんでしょう。流れる場合は当然相当な大雨ですから、高速動作します。そしてふき取れるとすぐ低速動作になるわけです。

対策は?

単純に助手席ワイパーの撥水をやめればよいです。替えゴムを使って撥水効果のないものにしてしまうんです。ちょっともったいない気もしますが、安定動作のためには必要でしょう。

撥水自体が気に食わなければ、運転席用もゴム交換してしまえばよいです。

まとめ

今回たまたま撥水加工が問題になりましたが、もっと別のところにも注目してほしいんです。それは、ワイパーへの関心です。

個人的には、ワイパーに相当興味がありますし、決してケチる部分ではないと思っています。なぜなら、雨の日にはワイパーだけが頼りです。これが、ガラスをうまく拭き取ってくれなければとても危険な状態で走行することになりますからね。

できれば皆さんにもワイパーは気を付けて、ちょっとでもふき取りが悪いと思ったらすぐにゴム交換をしてほしいと思います。(ゴムがちぎれるまで使っているのを見ると、さすがに内心イラッとしてしまいます。)

ポイントは、使用時間ではなく使用感ですよ。拭きが悪いと思ったらすぐ交換!

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