大容量の SDXC カードが発売されたようです。
SanDisk の『SDSDXPA-512G-G46』という製品で容量が512GB、速度がリード95MB/s、ライト 90MB/sとなっています。
シーケンシャル速度はHDDより若干遅いですが、メモリなのでランダム速度は速いと思われます。つまり、ちょっと前のSSDクラスの速度と考えられるでしょう。
おそらく用途としては内蔵SSDの容量が少ないタブレット製品などに補助として使うということだと思います。UHS III 規格なので対応していれば、速度を発揮できます。
ただし、かなり高額で販売が確認されているショップでは99,800円もしています。
おとなしく内蔵SSDを交換してしまったほうが安いですね。交換できないような状況でもさすがにこの価格だと、よほど困らない限り購入までは至らないと思います。
ただ、生産数が増えてライバルも出現すれば価格は下がるでしょう。
HDD にしても SSD にしても容量を増やすことにかなり躍起になっていますが、ある程度まで行けば、それ以上は必要性を感じません。
低価格で高い信頼性と高性能を実現してくれれば、きっとそちらの方がユーザーは振り向きます。まあ、それができないから容量を増やすことでお得感を出しているのでしょうけれどね。
SDメモリカードも大容量化の道を進み始めていますが、果たして需要があるのでしょうか？
高速性はいいとしてもそこまでの容量が必要か、市場動向を見たいですね。