三菱電機のディスプレイ技術の復活

三菱電機は昨年末でディスプレイ事業をやめてしまいました。

私はブラウン管時代から三菱のディスプレイを使っていたのでとても残念でした。そして、もう二度と三菱の製品にはお目にかかれないのだなあと思っていました。

しかし、予想もしないところから三菱の技術が復活しました。

それは、地元 I-O DATA が販売するディスプレイに三菱の技術が投入されたからです。

『Giga Crysta シリーズ』というディスプレイで『ギガクリア・エンジンII』という技術を搭載していますが、これが三菱の技術なのだそうです(I-O DATA のページには出ていないようですが、そのように報道されています)。

基本的にはIPSパネルで、応答速度が高速であるのと、高精細の表示ができるのが特徴のようです。もともとIPSパネルの製品を販売していたので、技術的にマッチしたのかもしれませんね。

ちなみに、23.8型は「LCD-RDT241XPB」、27型は「LCD-RDT271XPB」でどちらも「RDT」が入っています。これは三菱の製品につけられていたもので、三菱の技術がつかわれている製品は型番から分かるようになっているようですね。

このようにして三菱の技術が復活した形になったのですが、プライドのためか「三菱」の文字がI-O DATA のサイトには見当たりません。

三菱の技術であることを前面に押し出せば、私のような三菱ユーザーを取り込んでシェア拡大が狙えると思うのですがしないのでしょうか?ちょっともったいない気がしますね。

あとは小型モデルにも技術が投入されればかなり魅力が増しそうです。私が、もしディスプレイを買い替えることになれば、きっと I-O DATA の Giga Crysta になるでしょうね。

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