まじめな自動車メーカー

みなさんも自動車メーカーについていろいろと考えることがあると思います。

楽しい車作りとか、安全な車作りとか、カッコいい車作りなどメーカーに求める部分は人それぞれです。

ところで、まじめなメーカーというとどんな基準になるでしょうか?

私の場合明確に基準がいくつかあり、その一つがステアリングの『テレスコピック』の有無です。

テレスコピック、つまりステアリングの前後調整があるのかないのかというのが私の「まじめなメーカー」の基準となります。

テレスコピックは日本車にはあまり採用例がないので、使ったことのない人にはおそらく重要性が分かりません。

もっと言えば、ドライビングポジションを正確に合わせる習慣がなくだらしない格好で運転している人には全く不要です。

私の場合は、「安全性・操作性・快適性」などの関係から、非常にこだわります。ドライビングポジションの善し悪しでそれらがすべて決まるからです。

最近の日本車ですと、シートリフターは装備されるようになりましたが、テレスコピックはまだまだです。

これが欧州の車となると、Cセグメント以上の車はまず標準で装備していますし、Bセグメントでもかなり標準化が進んでいます。

そんな中、日本車でBセグメントであるにもかかわらずテレスコピックを搭載した車がマツダのデミオです。

マツダという会社はつくづく真面目であると感じます。

見せかけではない本物の「まじめ」をマツダは売りにし始めています。決して派手ではないのですが、自動車業界にとってはとても大事なことだと思います。

これからは自動車メーカーに限らず、本当にまじめな会社が生き残るのではないでしょうか。最近そう思えてならないんですよね。

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