スカイラインのステアリングシステム

先月、新型スカイラインが発売されました。

この車はいろいろと注目点があります。

たとえば、動力はハイブリッドのみだとか、自動ブレーキなどの安全装備が満載だとか、気になることが山ほどありますが、個人的に一番気になるのがステアリングです。

新型スカイラインは、なんとハンドルがタイヤの舵と直接つながっていません。電子スロットルのようなもので、ハンドルを切ると電気信号がモーター(それとも油圧?)が舵を切ります。

これまでならシャフトとギヤで直結していて、油圧や電気の力でアシストするという方式でしたから、かなり思い切ったシステムです。

しかし、もしこれが壊れたら...ゾッとしますが、実はちゃんとシャフトも残っていて、途中にクラッチ機構が付いており、通常は切れているが、いざというときはつながって直接舵が切れるそうです。

一応機械式の安全対策が施されているということで、一安心です。

まあ、ハイブリッド車はブレーキが回生の関係で直接つながっていないというのもあるわけで、もはやあらゆるものがコントローラー化して、コンピューターが介入するいわゆる「バイ・ワイヤ」式になっていくようです。

でも、正直言うとそれってホントに大丈夫なのか?と思ってしまいます。

コンピューターの仕事に従事しているからこそそこまでコンピューターを信用できるのか?と感じてしまうのかもしれません。

まあ、いざとなったら何とかできるような仕組みがあればよいのですがね...。

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