「キャッシュのチカラ」と書くと「人間はお金に弱い」という話に聞こえますが、そんな話題ではありません（笑）。
WesternDigitalのHDD『WD Black』シリーズが改良されて転送速度が向上したそうです。
その理由に「キャッシュアルゴリズムの改善」が含まれているのです。
キャッシュアルゴリズムを改善し、処理速度を改善したコントローラーを搭載するなどして、1TBモデルで26％、4TBモデルで48％も性能が向上するのだそうです。
パソコンは、CPUに比べてストレージの速度がとんでもなく遅いので、キャッシュが非常に役に立ちますが、アルゴリズムの改善が速度向上に役立っているのです。
むかし、HDDはあとから出荷したものの方がキャッシュがよくなっていて速いということを聞いたことがありますが、現代のパソコンには重要な要素ですね。
まだもう少し先もキャッシュ技術が高速化の重要なカギであり続けることでしょう。