USBメモリの質

職場で内容が読めなくなってしまったUSBメモリがあります。

つい最近まで使えたのに、今日になって「フォーマットしますか?」と聞いてくるのです。

こうなってしまったらどうしようもないです。

いろんなPCで試しましたが、いずれも答えは同じ。

しょうがなくフォーマットして中身はすべて「パー」になってしまいました。(自分のUSBメモリではないので私個人の被害はないのですが)

さて、USBメモリはピンからキリまであります。実はここが曲者で、高い製品にはそれなりに理由があるのです。

USBメモリNANDチップを使っているので、「ウェアレベリング」という全てのメモリセルに均一に記録することで寿命を延ばすシステムが必要です。

しかし、安い製品ではそれがまともに働かない場合があり、同じところを何度も書き込んでしまってあっという間に故障してしまうことがあるのです。

SSDなら非常に正確に処理を行うのですが、USBメモリは製品によってかなりばらつきがあるようです。

したがって、長寿命を狙うなら、それなりに高額な製品を購入したほうが結果的に長く、しかも安定して使えるのです。

なので、使い捨て感覚で安い製品を買うか、末永く使うつもりで高い製品を買うか、よく考えないと痛い目に合うということです。

重要なことなのですが、意外と知られていないようなんですよねぇ。

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