SSDの接続インターフェイス

サムスンやマイクロンなどSSDで有名なメーカーの頑張りでまた市場がにぎやかになり始めています。

ところで、SSDの今後ですが、いくつか懸念されることがあります。

その中で現在すでに突き当たっているのがインターフェイス(I/F)で、事実上飽和状態にあり、速度の上げようがないのです。

通常接続する場合に使うのはSATA3 6Gbps(768MB/s)のI/Fです。

いわゆる実効速度で考えると600MB/sを割ってくるものと思われます。高速なSSDの場合、550MB/s程度のシーケンシャルリードですので、これ以上の高速化はI/Fがボトルネックとなります。

そこで、サムスンが目を付けたのがPCI Expressに直接接続する方法です。これならば、SATA3の10倍ぐらいの速度を出すことも可能です。

SATA規格がさらに高性能化すれば話は変わるでしょうが、今のところはそのようなことは耳にしません。

こうしてドンドンとSSDが高速化していくうちに、不揮発性RAMと融合して、新しいコンピューターが登場するのではないでしょうか。

メインメモリ上にすでにデータが展開された状態で保存されていれば、HDD(SSD)からデータを読み込んで、メモリに展開して、処理をするという手順が省けます。

一挙に高速化することになりますね。間違いなく将来的にはそうなるでしょうが、いつごろの話でしょうかね。

進化の早い業界ですから、ひょっとすると数年後には原型が完成しているかもしれませんよ。

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