2.5インチのハイブリッドHDDが東芝から発表されました。
「MQ01ABF050H」(500GB)と「MQ01ABF032H」(320GB)の2種類です。
しかも7mm厚なので、Ultrabook に対応できます。
搭載しているNANDメモリはSLCで約8GB、バッファメモリも約32MB搭載しており、これによって高速化が図られているようです。(発表では8GiBと32MiBとなっていますので、「約」としています。)
SSDでは低価格大容量は難しいので、どうしても折衷的なものになるのでしょう。
ところで、このNANDを利用したキャッシュシステムは、HDDのみの状態に比べて4倍の高速化を実現することもあるようです。
コンピューターはあらゆるところにキャッシュだのバッファーだのが装備されていますが、いかにキャッシュ技術というものが高速化へ貢献しているかがよくわかります。
やがてHDDはハイブリッド型が主流になるのかもしれませんね。