日産の車体軽量化計画

日産は近い将来に、車体の重量を15%軽量化する方針だそうです。

これは、超高張力鋼板(超ハイテン材)と呼ばれるきわめて丈夫な鉄素材の採用や、その他もろもろの技術によって、車体を軽くするようです。

しかし、15%の軽量化といえばかなりのものです。

例えば、1,300kgの車が15%軽量化すると195kgも軽くなるということです。

おそらくどんな車でも150kg~200kgの軽量化を図るということを意味しているのではないでしょうか。

前から何度も取り上げているのですが、車は軽量化によって大幅に性能を向上させることが可能です。エンジンやモーターの能力を最大限に引き出すことが可能ですから。

これまでなら欧米の車は重いという印象でした。車体の強度を高めるために重くなっても、エンジンのトルクが大きいので、燃費の悪化を抑えつつパワフルに走ることができました。

ですが、最近では主要なヨーロッパメーカーは車体を大幅に軽量化してきました。

エンジンの追求だけでは燃費を稼げなくなってきているのでしょうか。軽量化にかなり力を入れています。(でも強度は下げていません。)

日本ではスバルが軽量化の技術に長けていますが、その他のメーカーも軽量化の技術開発に力を注ぐことになるのでしょうね。

軽くなれば運動性能もよくなりますから、結構楽しい車ができるかもしれませんね。

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