大雪の翌日

金沢では、昨日から今日にかけて大雪に見舞われました。

といっても、積雪は20センチまでいかない程度ですので、雪国としてはまあまあでしょう。

ただし、交通状況が混乱しないわけではありません。

雪質が湿っているので、面倒なのです。北海道ならサラサラで扱いは簡単ですし、アイスバーンに気を付ける以外は除雪も行き届いていて案外大丈夫なようです。

しかし、北陸は湿った雪が大量に降りますので、積雪量以上に面倒なのです。

まず、意外と除雪が行き届いていないため、大通り以外は結構ひどい道路状況になります。

また、朝晩は凍りますが、昼間は散水式の融雪装置の影響で道路は水浸しです。

さらに、駐車場などは融雪や除雪が行き届いていないとローダウンの車だと簡単にスタックしてしまいます。

そしてところどころ乾いたアスファルトもあるという、考えられるすべての道路状況があるのが北陸の冬ならではなのです。

したがってよほど高性能なスタッドレスタイヤを履かない限り、かなり厳しい状況になってしまいます。なので、何度もこのブログで北陸用のスタッドレスタイヤを開発してほしいと訴えています。

ちなみに「北陸の冬に利く」というようなコマーシャルをしているのは、ヨコハマとダンロップぐらいだったと思います。

タイヤといえば命に係わる商品なので、メーカーは嘘や誇大広告はしないと聞きます。そう考えればこの2社からタイヤを選ぶのが良いのではないでしょうか。(実際、北陸ではこの2社のシェアは大きいです。)

なお、どのタイヤを選ぼうとも冬はスピードを控えめにして安全運転を心掛けることが最も大事なのは言うまでもないことでしょう。(「急」の付く動作をしないのが鉄則ですよ。)

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