冬はブレーキの利きが悪い?

冬の降雪地域は全車スタッドレスタイヤに履き替えます。

通常は転がり抵抗が増えるために車が進みにくくなり、燃費も落ちます。

しかし、これとは逆の状態になる場合があります。

それはスポーツカーです。スポーツカーの場合、スポーツタイヤを履いているので通常の転がり抵抗が大きく、スタッドレスよりも転がらない場合が多いです。

すると、スタッドレスに交換したとたんにブレーキの利きが悪くなったように感じます。実際によく転がるので利きは悪くなります。

また、スポーツカーの場合はブレーキもスポーツタイプになっているので高温ではよく利きますが、低温では利きが悪くなります。

つまり、ダブルでブレーキの利きが悪くなるのです。

真冬に飛ばすのは厳禁ですが、特にスポーツカーはよりゆっくり走っている場合が多いです。

ブレーキの利きが悪くなるのと、路面状況の悪さがしっかりと伝わるので、とてもではないですが怖くて飛ばせないからです。

逆に軽自動車やSUVなどはガンガン飛ばしています。上記とは逆の状態になるからです。でも実際は車の実力を考えると、飛ばしてはいけない車なのは明白です。

なので、冬にゆっくり走っているスポーツカーを見かけたら、「かなり危険な状況だ!」と判断すべきです。「スポーツカーのくせに遅く走りやがって!」というのは全くの間違いです。

ぜひ皆さんには注意して冬の走行をしてほしいと思います。

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