攻めたデザインの新型クラウン

新型クラウンが発表されました。

特徴は高性能ハイブリッドとデザインです。

トヨタお得意のハイブリッドシステムを投入して、かなり気合が入っています。先代のハイブリッドはお世辞にも良いとは言えませんでした。

先代はハイブリッドにもかかわらず燃費が通常のモデルと変わらないという状態でしたので、「いったい何のためのハイブリッド?」という感じでした。

今回は相当燃費の良いハイブリッドシステムになっているようで、クラストップの燃費性能を狙っていることでしょう。

ところで、このクラウンからデザインを大幅に変えてきました。特にフロントのグリルが相当攻めた形になっています。

トヨタは購買層の若返りを狙っているようですが、はたして思惑通りに事が運ぶのでしょうか?

このクラスの車を購入する方は間違いなく年輩の方です。したがって超保守的なデザインが好まれるでしょう。

また、クラウンと同程度の金額を出せる若者はアルファードやエルグランドなどの高級ミニバンの購入へ向かうでしょう。(そういえばセダンに乗ったヤンキーもめったに見かけなくなりましたね。)

デザインや雰囲気だけを若返らせてもおそらく受け入れてもらえないでしょう。まずは根本的なところとして、セダンの魅力をきっちりと訴求しないといけません。(セダンというカテゴリー自体がそもそも低迷しているのですから。)

確かに魅力ある車作りが第一なのですが、若い人たちの趣向が根底から変わっているので、そこを覆すのは並大抵のことではないでしょう。

トヨタがこのようなチャレンジ(個性的な車への転換)をするのは個人的には応援したいですが、果たしてうまくいくのか、何かすごい隠し玉でもあるのか、注目したいところです。

えっ?お前はこのデザインをどう思うのかって?

そりゃもちろん「う~ん、明言は避けたい」ですよ(笑)

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