新型メガーヌに試乗!

新型メガーヌ(プレミアムライン)の試乗記です。(場所:ルノー金沢中央にて)

  • ドライビングポジションの調整
    シートの調整は非常にしやすいです。背もたれはダイヤル式で微調整が効きますし、上下調整も簡単で、ハンドルにはテレスコピックもあります。ヘッドレストは支柱が固定で、ヘッドレストのみが上下しました。頭との距離の調整機構も健在です。
    ただ、ややハンドルが遠いように感じました。目いっぱい手前に引いても少し足りない印象です。運転しやすい範囲内で高さ調整を行えばハンドルとの距離も調整しやすいかもしれません。(シートは斜め上に上昇します。)
  • 走り出し
    パーキングブレーキは電磁式でアクセルオンと同時に解除されます。また、エンジンを切ると自動で掛かります。(スイッチでの解除も可能です。)
    アクセルを踏むと予想以上にゆっくりと走りだします。ある程度スピードが出るとぐんぐん加速します。フランスの人は出足がゆっくりしているのが好みなのだそうで、そのようなセッティングになったのだそうです。プレミアムラインには上質な感じで似合っているのではないでしょうか。
  • 走り
    滑らかで上質です。変な癖がなく、まるで今までずっと乗っていたかのように自然と運転できます。CVTなので加速は極めて滑らかで、ぎくしゃく感は全くありません。(出足がゆっくりなのでアクセルを強く踏みがちですが、そのまま続けると途中からぐんぐん加速してしまいますから、注意しましょう。)ハンドリングは公称通りややクイックなようです。だからと言って神経質な感じはありません。
  • 乗り心地
    非常に良いです。最初は固めかな?と思うかもしれませんが、突き上げてこないので、ダンピングがしっかり効いているということが分かります。ただ柔らかいだけだとフニャッとしてしまいますからね。
  • 快適性
    相当良くなっています。とにかくエアコンがよく効きます。24℃設定で驚くほど良く冷気が出てきます。日本車並みになったと言えるでしょう。(ルノー最大の弱点エアコンの効きの悪さが克服されています。)強さも、AUTOの状態で弱(SOFT)、中(AUTOのみ)、強(FAST)が選べますし、左右独立温度調整で、快適です。
    ウインカーやワイパーのレバーも進化しており、オンボードコンピューターの表示切り替えも、正順・逆順のスイッチが付きました。(なお、ウインカーをオンにした際に鳴る音は電子的に合成されたような感じで、嫌いな人もいるかもしれませんね。)
  • 総評
    とにかく乗りやすく、そして軽快に走ります。CVTですので、「輸入車のATは制御が変だ」と思われている方も満足できるでしょう。

短時間ですので大したことはリポートできませんが、参考にしてください。

次回はさらに細かい部分の情報をお知らせします!

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