新型メガーヌRSの弱点?

ルノー金沢中央に訪問した際に新型メガーヌRSについて情報を仕入れました。

展示車を目の前にして店長より知らされた内容は、日本仕様車ならではの問題点でした。

新型メガーヌRSには「R.S.モニター」という液晶画面が付いています。いろいろな設定ができたり、Renault Sport のアニメーションが動いたりなどなかなかこっていますが、こいつが曲者です。

というのも、ドアを開けた際に自動的にONになり画面が表示されるのですが、ドアを閉めた(ロックした)からといってOFFにならないのです。

基本的に任意でOFFにする方法がなく、時間(15分ぐらい?)がきて自動的にOFFになるのを待つしかないのです。これがヨーロッパ仕様ならドアロックと連動してOFFになるそうで、日本仕様特有の問題です。

ではなぜ?となりますが、これには理由があります。どうやらリモコンロックのシステムが日本仕様は別物になっていることに起因するようです。

ルノー車はよくあることなのですが、ヨーロッパ使用の電波が日本の電波法に引っかかるため、やむを得ず別の装置を付けて対応することが多いのです。その結果RSモニターなどの車両装備品との連携が取れず制御できなくなるようなのです。

「な~んだ、勝手に切れるなら放っておけばいいじゃん!」と思われるかもしれませんが、そうでもないのです。

むやみにドアを開けると、画面が付きっぱなしになるのですから、どんどんバッテリーを消耗してしまうのです。実際、展示車も何度かバッテリーが上がりかけて、ちょくちょく充電しているのだとか。

凝った作りがかえって不都合を起こしているようですね。できれば車両本体の装備自体を日本仕様にして、すべてが連携するようにしてほしいところです。

もし、右ハンドルを出す計画があるようなら、その部分を改善してほしいです。あと、できればレカロシートを通常のファブリックのルノー製に替えて、価格を抑えるなどの方法も売るためには必要かもしれませんね。(現状でもバーゲンセール級の価格ですが 笑)

あ~、メガーヌGTの5ドア、右ハンドル、6MT仕様が入ってこないかなぁ(笑)。

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