ナスのウイルス対策?

畑のナスがウイルス被害に遭って収穫量が激減した、

というわけではなくNAS のセキュリティについてです(笑)。

バッファローからセキュリティについて対策された製品が登場しました。(詳しくはこちら

NAS といえば、ネットワーク接続型の外付けHDD です。これはご存知の方も多いことでしょう。

単純なファイルサーバーのためにサーバーコンピューターを導入するのは無駄ですので、こういった製品はコスト削減に役立ちます。(管理も簡単になりますね。)

しかし、盲点があって、ウイルス対策に代表されるセキュリティの問題があるのです。

これまでの製品ではセキュリティはアクセス権の設定程度で、悪意あるソフトウェアに対する対策はほとんどなかったのです。

ところが、バッファローの製品はトレンドマイクロのウイルス対策ソフトを組み込んで発売されました。

NAS もサーバーなので、基本的には小型のコンピューターと同一です。つまり、OS が動作して、その上で必要なアプリケーションが走っているのです。

問題はそのOS で、コストをかけないようにするために、Lnux などのフリーの製品を使用するのです。すると、それに対応したウイルス対策ソフトがなかなか見つからないのです。

トレンドマイクロが対応製品を開発したので、バッファローではそれを導入したそうです。

新しいデバイスが登場すると、セキュリティという面で面倒なことが出てきます。利便性と安全性の追求は、一部に相反する面があるのでなかなか難しいところがあるようですね。

でも、こういうことを考えてみると、低価格なパソコン(新品または中古)にHDD を増設してサーバー代わり(同時接続数に制限が出ますが)にした方が安くつくかもしれません。

コストの面については良く確認しないと、高機能なNAS は、かえって損をするかもしれませんね。

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