ビデオキャプチャを試す

今更ながらアナログキャプチャを試しました。

これまで PCI 接続のアナログチューナ付きキャプチャを使っていました。

ところが、Windows7 への移行に際して困った問題が発生しました。そのキャプチャカードは Windows7 で動作するのですが、32bit のみの対応なのです。どうやらメーカーを問わずほとんどのキャプチャカードが 32bit のみの対応なのです。

これは困りました。PC で地デジを見る際に、一般的なチューナーをキャプチャに接続して視聴しているため、Windows7 ではそれをあきらめるしかないことになってしまうのです。なぜなら、現在私の持っている PC で動作する Windows7 はすべて 64bit だからです。

そこで緊急に 64bit 対応のキャプチャを調べました。すると、USB接続タイプの簡易的と思える商品なら 64bit でも使えることがわかりました。そもそもアナログキャプチャ自体が死滅しかかっているので選択肢が極めて少ないのですが、どうやら PCI タイプは 32bit のみで USB タイプは 64bit も使用可能というパターンが多いようです。

USB タイプは低価格でとっつきやすいのですが、見るからに簡易的な印象です。PCI だとかなりしっかりとしているので安心感がありますが、正直「こんなものできれいにキャプチャできるのか?」というのが感想です。

そこで、ものは試しと楽天で I-O DATA の「GV-USB」を取り寄せました(ちょうど期間限定ポイントがたまっていたので 笑)。

さっそく使ってみましたが、驚くほどきれいにキャプチャできています。この価格でこの画質なら文句付ける方がおかしいでしょ!というくらいのレベルです。見た目は頼りないのですが、安定して高画質が楽しめるようです。

また、テレビを見るためだけに使うわけですが、この際に非常に便利に使えるソフトウェアを見つけました。

アマレコTV Live」というフリーソフトです。軽快に動くのでテレビ視聴用に最適です。なお、使用するためには「AMV2MT/AMV3 ビデオコーデック」というシェアウェアが必要になります。録画に使わなければ試用期間のままでも使えそうですが、長く使うつもりなら 1,260円と低価格なので購入しても全く損はなさそうです。なお、キャプチャ用に使ってみましたが、画質・CPU負荷・圧縮率など考慮すると、かなり性能のよいコーデックだと思いました。

最近の PC は性能が高いので、ソフトウェア圧縮でのキャプチャで十分でしょう。(その方がソフトを入れ替えるだけで圧縮方法が変更できますから柔軟ですね。)

なのでアナログキャプチャは、USB キャプチャと アマレコTV Live の組み合わせで十分なのではないかと思いました。

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