地デジ受信のアンテナ配線

地デジは電波が弱いと受信がかなり難しい方式です。

自宅も電波が若干弱めです。おそらく電波自体は十分到達しているのでしょうけれど、宅内配線がかなり古いため、損失が大きいようでちょっと苦労しました(いくらか無駄な買い物もしてしまいました。泣)

設置場所等の関係で、1つのコネクタに「地デジテレビ」2台と「ブルーレイレコーダー」1台を接続するために分配器を使って3分配してみたのですが、チューナーによってはデジタル信号の受信が途切れてしまいました

そこでマニュアルを良く見て検証してみました。

ブルーレイレコーダーのマニュアルを良く見ると、地デジはレコーダーのアンテナ出力からテレビにつなぐように書いてあります。また、アナログは分配器を使ってつなぐように書いてありました。

古い VTR(アナログ機器)を経由して地デジテレビにつないだ際に信号がかなり減衰したので、分配が必須だと思っていましたが、レコーダーを経由して地デジテレビにつないでみると、デジタル機器からの場合はほとんど減衰していない(それどころか少し増幅していました)ことがわかりました。

これで2分配器を経由して、一方は「地デジテレビ」、一方は「ブルーレイレコーダー+地デジテレビ」という構成でかなり受信状態が改善され、問題のないレベルになりました。

ただし、今回うまくいったのは、たまたま損失が少ないレコーダーだったという可能性もあります。(機種はPanasonic のブルーレイDIGA です。)

また、分配器については、日本アンテナの製品が損失が少ない(私の知る範囲で)ことがわかりました。他の製品で低価格のものを試してみましたが、かなり損失が大きい(高級品と比較して4~5も受信レベルが下がりました)ものがありました。

したがって、地デジで分配器を使う場合は、けちけちせずに高くても高級な製品を選ぶべきです(日本アンテナの製品ならケーブル一体型の低価格品でも減衰は少ないようです)。

受信状態が悪い方は是非検討してみてください。

※電波が弱いからといってすぐブースターに手を出すのはまずいようですね。まずは接続状態を確認しましょう。

スポンサーリンク

フォローする

スポンサーリンク