Google が 無料の OS「Google Chrome OS」をリリースするそうです。
時期についてはまだ先で、１年ぐらいあるようです。
Linux をベースにしているそうで、無料にできるというのはうなずけます。
マスコミにも取り上げられて、話題になっていますが、Linux が無料で提供されているので、どの程度の違いがあるのでしょうか。たいして違いがなければ意味がありませんので、おそらくカーネルが同じだけで独自色の強いものに仕上がるのではないでしょうか。
気になるのはアプリケーションがどれくらい登場するかです。Windows との置き換えも起こりうるといわれていますが、有用なアプリケーションがなければそれは無理でしょう。
かなり軽快に動くようですので、特別なアプリケーションがなくても良い環境、つまりネットブックの OS としての活躍が期待できそうです。
ネットブック用の Windows の OEM 価格など大したものではないでしょうが、それでも無料で OS が手に入るのですから、メーカーがこぞって選ぶ可能性がありますね。
徹底的に軽くして、ネットブックのみに特化すればその可能性は十分ありそうです。
つまりこの「Google Chrome OS」は、ネットブックに特化して、Windows とは全く違う方向性で展開することが成功の秘訣ではないでしょうか。