便利なバックアップソフト

データのバックアップはとても大事です。
 
特に私はハードディスクがクラッシュした経験から、簡単で高速なバックアップソフトを見つけて、そしてそれを利用しています。
 
どんなソフトを利用しているかというと、「BunBackup」というものです。
このソフトは簡単で高速でいろいろなバックアップ方法がとれます。
 
バックアップという作業は大きく分けると2通りあると考えられます。
  1. ファイルに変更があるたびにバックアップを取り、常に新旧のファイルを保持するやり方。
    この方法だと誤ってファイルを削除したり更新したりした場合に救済することができる半面、容量がどんどん増えてしまうという問題点もあります。
  2. 現状と全く同じようにファイル構成のコピーを取るやり方。
    この方法だとファイルが増えるとバックアップも増えるのは当然ですが、ファイルを削除するとバックアップも削除されます。バックアップ元と同容量だけのディスクがあればよいですが、そのかわり誤ってファイルを削除したり更新した場合には対応しにくいです。
いわゆるクラッシュに対してのバックアップであれば2.が適当です。これは一般的にはミラーバックアップと呼ばれるもので、一番手軽で分かりやすいのではないでしょうか。
ただ、よくあるバックアップソフトは1.の機能が中心のものが多いように感じます。例えば、Windows標準装備のバックアップソフトはその様に感じます。
 
細かい使い方は他に譲るとして、以下使った感想とポイントを説明します。
 
まず、動作は非常に高速です。ファイルのコピー中でもCPU使用率が低く、ほとんど重さを感じません。ただし、初めてのバックアップのときは指定したすべてのファイルのバックアップになるので、場合によっては長時間の作業になります。更新があったファイルのみコピーされるように設定すれば、2回目以降はバックアップ作業がすぐ終了する場合も少なくありません。
次に、タスクに設定すれば定期的にバックアップが取れるので、バックアップし忘れることもありません。(もちろん手動も可能です。)
ただ、お勧めしないのが、圧縮をかけながらのバックアップです。これには、LHAなどの機能を利用するのですが、圧縮作業がかなりの負担になり、重く遅いバックアップになってしまいます。圧縮をかけるなら、NTFS の圧縮機能を利用する方がまだよいと思います。
 
私のPCは、XP と Vista のデュアルブートのために HDD を2台搭載しているので、互いにバックアップを取るようにしています。(XP は Vista へ Vista は XP へというように)500GB の HDD が5,000円台の時代ですから、バックアップ用に2台体制にすることは極めて現実的で低コストな方法ではないでしょうか。
 
いずれにしても大事なのは、バックアップを取るということです(そしてその意識を持つこと)。
デジタルデータは一瞬にして消え去ることが起こり得るものなので、いかにバックアップの必要性を理解できるかが重要なポイントです(もっといえば自分の持っているデータの重要性を知るということ)。
 
このブログを読んでおられる方が、バックアップというものに少しでも興味をもたれたらと思います。
(デジタルの世界こそ「覆水盆に返らず」です。)
 
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