トゥインゴGT試乗!

メガーヌRS のリコールのためにディーラー(ルノー金沢中央)へ行きました。
 
サービス工場に車を預けてディーラーに向かうと見慣れない赤いトゥインゴが置いてありました。
なんとトゥインゴGTです。かねてより店長さんがGTの試乗車を準備したいと言っておられましたが、それが実現したのです。
 
店長さんが私の顔を見るなり、「GTを2週間だけ借りました。ちょうど連絡しようと思っていたんですよ!」と試乗を勧めてきました。東京のほうから借りたようで、ナンバーは品川です。
 
ぜひ乗ってみたかった車なので、すぐ試乗しました。おろしたての車なので、距離もわずかに25kmほどしか走っていません。ですので私が試乗第1号です。
 
:以下試乗後の印象
ノーマルのトゥインゴに比べて大きく違うのは、ターボ付きのエンジンとミッションが5MTであること、エアコンがフルオート、グラスルーフが付いていることなどです。
 
走らせてすぐエンジンのトルクが大きいことに気付きました。アクセルの踏み方はメガーヌRSと同じ感覚で行けます。軽い車体にトルクの大きいエンジンなので、軽快に加速します。
 
ペダルの踏んだ感覚は自然で扱いやすいものでした。ただし、ヒールアンドトゥーをしようと思うとブレーキとアクセルが離れているので、大きく足をひねらないといけないペダル配置でした。
 
ミッションは悪くないのですが特別良いという感じでもありません。軽く操作できるのですが、何だかダイレクト感が薄い感じでした。さすがにメガーヌRSの6速ミッションと比べるとフィーリングは良くないですね。
 
足回りはノーマルより一層固めになっていましたが、まあまあダンピングが効いていて乗り心地は悪くないです。(さすがに慣らしすら終わっていない車なので、乗り心地は良い方向へ変化するでしょう。)ロールはノーマルに比べると抑えられており、やはりしっかりとした足回りです。ハンドリングは良く、思った通りに曲がってくれる印象です。
 
気になったところが2点あります。一つはグラスルーフのせいで天井が低くなっていることです。これは標準装備なので、いらない人には大きなマイナスでしょう。特にリアの天井の低さは相当でした。
それからもう一つは、クラッチペダルを「パン!」という感じで戻すと、ブレーキペダルにその振動が大きく伝わることです。例えば、信号待ちでギアをニュートラルにしてクラッチペダルを戻す場合などです。
 
新しい技術はエコ技術以外に何もないですが、この車は操る楽しさが一番の売りだと思いました。
しかし、ルノー車は本当に不思議です。フロントストラット、リアトーションビームの単純なサスペンションで、走りと乗り心地が両立しているのですから。
 
走りを決めるのは高度な足回りではなく、しっかりとした基本設計とチューニングの良さなのだなあとつくづく思い知らされます。
 
※試乗できる期間は短いです。北陸のルノーファンはぜひこの機会にルノー金沢中央へ足を運んでください。
 
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